問活

問いで「考える経営」を

「問い」と「引き寄せ」01 ~2024年、「どうなっていたら最高ですか?」~

 

【2024年の目標は決まりましたか?】

2024年がスタートしていますね。
本年の目標は、既に決まっていますか。
多くの人が、年末年始の時期に、新たな1年の目標について考えるのではないかと思います。
しかし、目標を考えてみたところで、目標の案が次から次へと浮かんでくる、という人は少ないと思います。
実は、そんなときに、うってつけの手法があるのです!
それは、「問い」を立てるということです。

 

 【「問い」を立てると「問題解決」のヒントがつかめる】

「問い」は、私たちが困っているときほど、その状況を変えてくれる大きなチカラになります。
仕事においても人生においても、私たちは問いを立てることで、「問題解決」のためのヒントをつかむことができるのです。
なぜなら、問いを立てると、私たちの「意識」は、そのことに焦点を当てるようになるからです。

 

 【人は「意識」でモノゴトを認識している】

人は、「目」や「耳」ではなく、「意識」でモノゴトを認識しています。
目に入ってきたもの、耳に入ってきたものが、すべて情報として脳へ届けられるわけではありません。
例えば、自分の「鼻」は、そこに意識を向ければ視界に入ってきて認識できますが、普段は視界から消えていますよね。さらに、電車内などでは、周りの雑談や雑音を氣にせずに読書することもできます。
また、次のような言葉を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
「幸せな人と不幸せな人のちがいは、どちらに意識を多く向けているかのちがいである」

つまり、人は、意識を向けているコトに関する情報が脳に入ってくるので、望んでいるコトに意識を向ければ、そのチャンスもつかみやすくなる、ということなのです。

 

 【「理想の姿(=目標)」を引き出す「問い」とは?】

では、新たなスタートを切るときや、目標を決めたいときなどに、立てるべき適切な問いとはどのようなものでしょうか。
私自身は、2024年の目標を作るために、年末に次のような問いを立てました。
「1年後、どうなっていたら最高だろうか?」
この「どうなっていたら最高だろうか?」という問いは、自分のなかにある「理想の姿(=目標)」を引き出してくれる問いです。
私は、この問いを使って、1年後の「理想の姿」を引き出して(考えて)、2024年の目標を作ったのです。
そして、さらに、「どうなっていたら最高だろうか?」の問いから引き出された答えに対して、もうひとつ、立てておきたい問いがあります。それは、次のような問いです。
「どうして、そのような答え(理想の姿または目標)にしたいのだろう?」
この問いは、言い換えれば、「何のために?」です。
ではなぜ、「どうして、そのような○○(答え)にしたいのだろう?」の問いを使って、「何のために?」と理由を確認するのでしょうか。
それは、人は、「目的・理由」が明確であればあるほど、意思も強くなるし、決意も固まっていくからなのです。

 

【2024年、最高の姿を引き寄せる】

「自分が望んでいることに意識を向けるとチャンスもつかみやすい」、とお伝えしましたが、その「意識」とは、「意識(顕在意識)」と「無意識(潜在意識)」を指しています。
そして、それらが同じ方向に向いていることが重要なのです。(※潜在意識とは、簡単に言うと、感情や願望、欲求などの心的部分のことです)
つまり、意識と無意識のベクトルが一致していることを確認するために、「目的・理由」といった自身の心的部分にまで踏み込んでおくことが大切なのですね。

私は、いわゆる「引き寄せ」とは、「自分の意識を向けたものや感じていることが現実として引き寄せられてくること」だと思っています。なので、私は、これら2つの問いを立てることによって、望む「引き寄せ」も起こるものと考えています。
なぜなら、「意識が焦点を当てたコトから、感情の伴った答えを引き出すと、望んだ情報が入ってくるようになるので、理想とする未来が引き寄せられる」からです。

2024年、「どうなっていたら最高ですか?」

[この記事を書いたのは、松崎豊です]

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